「気分が良い」をつくる小さなコツ④

自分をもてなす部屋

ホテルの部屋に「おもてなし」を感じますね。
清潔に磨かれた床やタイル、
プレスが効いたシーツや、新しいタオル、
おろしたてのアメニティ…。などは元より、
整えられたベッドメイクや机や椅子が定位置に
揃えられているということから感じます。

前日まで他人が使用していたし、当然ホテルの人の手により整えられていることが
わかっているにもかかわらずです。「人の気配を感じない」「静かな空間」は、
私だけの特別な部屋だと思わせてくれます。なんだか嬉しいですね。

ここから「気分が良い」と感じるヒントを得て、
使った後に揃える整えるを意識することにしました。

例えば、
使った後のテーブルと椅子を等間隔に戻しておく、
ソファーに置いてあるクッションがヘタッとしたら、ポンポンと軽く叩き、
元のカタチに戻す
ひざ掛けもきちんと畳んで片側に置く
と部屋全体が整ったように感じます。

又、テーブルの上も作業が終われば、モノが何もない状態にリセット、
ポットやカップも洗うか、定位置にまとめ、リモコンや読みかけの雑誌も揃えて定位置に置くと効果的です。

玄関先のスリッパは、揃えて外出すると、帰宅した時に気分が良いです。

それから、こまごましたモノがあるのが洗面所。
ここも使った後に、水回りをまめに拭き上げることで、よごれやカビを防ぎ、
ハンドソープやコップなども整えられます。

動かすのが面倒であれば、最小限のモノだけを置いたり、浮かせるなどの収納を
考えたりするきっかけになるかもしれません。

フローリングのマットやカーペットも知らず知らず斜めにずれているものです。
部屋に対する面積が広い分、影響があるのでしょうか。
ただ、真っすぐにするだけでも整った印象を与えてくれます。

一時に全部やるのは大変なので、
使い終わった後にちょっと整える
出かける前にちょっと揃える 

と、片づけて終わるという習慣になります。

あくまでも「気分良く生きる」ために、自分をもてなす部屋づくり
楽しみながら日々取り入れたいものです。

(mari)